fc2ブログ

あの人はこんな方

今話題の著名人・タレントの画像、動画を掲載中
2023 09123456789101112131415161718192021222324252627282930312023 11
仲間達の話題
タブをクリックで話題を選べます
Loading


スペイン代表は世界最強なのか 

スペイン代表は世界最強なのか

現ヨーロッパ王者がかつての世界王者(1966年)と相対した親善試合は、大方の予想する通りの結果となった。この試合でスペインの攻撃陣は、ファビオ・カペッロ監督のチームを文字通り“粉砕”したと言っていいだろう。カペッロがイングランド代表監督に就任して以来、約1年に渡って守ってきたチームの無敗記録も、現在世界最強チームのひとつであるスペイン代表の前にあっさりと止められてしまった。

この事実は、我々に何を問いかけているのだろうか?――まずひとつは、昨年末にベルリンでイングランドに敗れたドイツ代表が、(ユーロ2008で決勝進出を果たしたとはいえ)現在は世界のトップランクにいるチームではないということだろう。そしてもうひとつは、昨夏にドイツを破ったスペインが、おそらく世界でもベストのチームであるということだ。

彼らはすでに、FIFAのランキングによって、世界ナンバーワンのポジションを与えられている。スペインは現在29試合無敗を続けているが、これは、アッズーリ(イタリア代表)をワールドカップ王者へと導いたマルチェロ・リッピ監督が持つ、31試合の無敗記録(世界タイ記録)にも迫る数字だ。だが注目すべきはその戦績だろう。リッピのチームに引き分けが13試合あるのに対し、スペインはわずかに3試合しかない。信じられるだろうか?29試合のうち、引き分けがたったの3試合なのである。

この事実、さらにユーロというビッグタイトルが証明しているように、現在のスペイン代表は、おそらくその歴史のなかでも初めてとなる“世界最高のチーム”と称される瞬間を謳歌している。

新生スペインで最も重要な役割を果たしていた人物のひとりと言えば、チームをユーロ2008の優勝に導いたルイス・アラゴネス監督だろう。だが、多くのスペイン人が彼の能力に疑いを持っていたことも事実だ。それこそ、代表チームがユーロの舞台へと旅立つまで、監督交代を望んでいたといっても過言ではない。ユーロでの偉業を達成するまでは、彼は決して人気のある監督ではなく、また成功を収めた監督でもなかったのだ。

事実、ユーロの予選における彼らの戦いぶりは、本大会での活躍を期待できるものではなかった。終わってみれば、彼らは大会優勝にふさわしいチームだったと言えるが、大会後にフェネルバフチェの監督に就任したアラゴネスが、ジーコ前監督が築き上げたチームの基盤を瞬く間に崩壊させてしまったことも無視できない事実だろう。その意味では、かつてレアル・マドリーというトップクラブで4シーズンに渡り指揮を執った経験を持つビセンテ・デル・ボスケの監督就任は、明るい材料と言えるはずだ。彼は、同クラブの歴史のなかでも最も成功を収めた監督のひとりであり、選手の管理やマスコミとの関係においても豊富な経験を持ち合わせている。

彼は就任後のすべての試合で勝利を収めている。だが、先日の対イングランド戦で明らかになったように、彼のチームが現在も弱点を抱えているのは事実だ。ブラジルが彼らのベストフォームを取り戻し、ディエゴ・マラドーナに率いられたアルゼンチンがメッシの活躍でフランスを粉砕した一方で、スペイン国民がヨーロッパチャンピオンに求めるものはひとつしかない。あと1年半後に迫ったワールドカップで、この“黄金世代”のチームが初優勝を手にすること――ただそれだけである。

セビージャの地で行われたイングランドとの親善試合で証明されたのは、スペインが常にゴールを奪うクオリティを持っている反面、チームの中盤が窮屈で手狭だということだ。確かに彼らはボールキープで上回っていたが、イングランドも同様にいくつものチャンスを作り出していたことは事実だろう。イングランド代表がフィジカルコンディションでスペインを下回っていたのは疑いようのないことであり、カペッロ監督が“実験的な”布陣で臨んでいたのも確かだ。デル・ボスケ監督のチームがより実践的な戦術で臨んでいたことを考えれば、この試合をスコア通りに受け止めることはできない。

中盤が抱える問題の理由のひとつに、彼らがいわゆる“ウィンガー”を置いていなかったことが挙げられる。確かに、ダイアモンド型の中盤を敷くことにより、両サイドバックに自由を与える戦術は世界のトレンドとなっている。この日のスペインは、ユーティリティ性に優れるアンドレス・イニエスタに自由を与えることで、中盤のダイナミズムを生み出そうとしていた。その意味では、左サイドを基点に多くのチャンスを演出していた彼のプレーは、称賛に値するものだったと言えるだろう。

ユーロ2008MVPのシャビは、この日も“偉大な指揮者”としてチームの中盤に君臨していた。一方で、ダビド・ビジャの先制点を演出するなど攻撃面では存在感を見せていたシャビ・アロンソは、イングランドの中盤に対してディフェンス面での能力不足を露呈している。だがより問題なのはマルコス・セナだろう。この試合の彼は、スペインの持ち味であるボールキープにおいても、わずかな貢献しかできていなかった。確かにユーロ2008での活躍は目覚しく、そのプロ精神にも尊敬すべきものがある彼だが、この試合においては先発で起用されるべき状態でなかったことは明白だ。

右サイドバックを務めたセルヒオ・ラモスは――時折彼がそうであるように――ひとりで2人分の仕事をやってのけた。逆サイドのホアン・カプデビラは、とりあえず自身のベストパフォーマンスを披露することに成功している。だが左サイドバックは、今後問題を抱えるポジションとなる可能性が高い。セビージャのアントニオ・プエルタが他界してしまったことによる打撃は、スペイン代表にとってあまりに大きかったと言わざるを得ない。

センターバックについて話をすれば、この日が代表デビューとなったジェラール・ピケ、そしてラウール・アルビオルの2人は、ともに質の高いパフォーマンスを披露したと言っていいだろう。彼らには、今ひとつ信用のおけないカルロス・マルチェナからポジションを奪い、カルレス・プジョールの横でプレーすることを切に願いたい。

フェルナンド・ジョレンテは、世界最高のストライカーであるダビド・ビジャ、ならびにフェルナンド・トーレスに代わるオプションとして、有効な存在であることを証明した。フォワード陣には、その他にも(アラゴネスとともにトルコに新境地を求めた)ダニエル・グイサや、売り出し中のボージャン・クルキッチの存在もある。さらには、スペイン代表のゴール記録を持つラウールという“切り札”も忘れてはならない。

中盤が抱える問題を考えた場合、マルコス・セナのポジションに右ウィンガーの選手を入れることで、チームのバランスは大幅に改善される可能性がある。たとえば、セビージャに所属するヘスス・ナバスは面白い存在と言えるだろう。さらには、彼のチームメイトであるディエゴ・カペルも(本来は左サイドの選手ながら)右サイドのオプションとなり得る選手だ。イングランドとの試合ではベンチスタートとなったダビド・シルバは、テクニックや能力ではイニエスタに及ばないものの、守備能力は上回る。あるいは、サンティ・カソルラこそすべてを解決できる存在のように思えるが、彼にプレー機会が与えられるのはいつも終了間際の5分間だけだ。おそらくデル・ボスケも彼を“答え”だとは考えていないのだろう。

また、セスク・ファブレガスの扱い方という難問もある。彼が世界で最も優れたミッドフィルダーのひとりであることに疑いはないが、シャビという絶対的な存在がいる限り、彼には我慢が必要なことも事実だ。たとえストライカーをひとり削ったとしても、彼のポジション確保は難しいだろう。少なくとも、シャビを差し置いて彼を起用する理由はない。

デル・ボスケはより強くなるべきだ。彼は確かにレアル・マドリーで存在感を示したが、継続してその力を証明することはできなかった。ワールドカップへの長い道のりの間には、厳しい判断を強いられる場面もあるだろう。スペイン代表が、あくまで“机上”の最強で終わってしまうのか、それとも“人々の記憶と歴史に残る”チームとなり得るのかは、彼の手腕にかかっている。

Sulmaan Ahmad

http://news.livedoor.com/article/detail/4017478/
---------------------------------------------

スペイン代表 画像
スペイン代表 画像
スペイン代表 画像
スペイン代表 画像
スペイン代表 画像


スペイン VS イングランド 親善試合

スポンサーサイト




人気ブログランキング Bsブログランキング


コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
月別 話題をさらった方々
タグ一覧

マンディ・ムーア うえむらちか 小野真弓 美女木ジャンクション Berryz工房 平野綾 スキャンダル 平子理沙 奈々さん 山本モナ 知花くらら スザンヌ モデル F4 谷桃子 前田愛 中野友加里 松坂南 沢尻エリカ オグシオ アン・ハサウェイ 中川翔子 マリサ・ミラー 松葉れいな 小池里奈 映画 井上舞妃子 鈴木保奈美 チャン・ツィイー 川崎衣美子 美月あかり 林丹丹 グラビア アーティスト 立花麻理 中野美奈子 片瀬那奈 藤本美貴 ソフィア・ローレン 涼風花 サッカー 伊能静 ヌード ブリタニー・マーフィ リー・ビンビン 華流 ケリー・リン 山口百恵 愛原実花 金原あすか 葉熙祺 KAT-TUN 熊谷麻衣子 ヴィック・チョウ アニメ 潮田玲子 蛯原友里 フリーダ・ピント 後藤真希 小日向しえ 相武紗季 福原愛 デミ・ムーア シェイ=リーン・ボーン 鈴木亜美 真矢みき アーティスト 深津絵里 金澤美穂 ジェシカ・シンプソン 滝口ミラ 立石晴香 宮地真緒 マギー・ウー 上田桃子 金妍児 宮里藍 くわばたりえ 声優 南明菜 鈴木京香 沢本あすか さとう珠緒 ジェリー・イェン 仲里依紗 高梨臨 SHIHO ナタリー・ディラン 海外ニュース 純名りさ アイドル 小柳ルミ子 キーラ・ナイトレイ 女子ゴルフ 浅田真央 小向美奈子 尾形沙耶香 ヴァネッサ・パラディ 宮田麻里乃 横山めぐみ 石井めぐる 井上真央 菅山かおる 真木よう子 紺野まひる 南まりか 内田有紀 安西ひろこ 梅宮アンナ 男性タレント リンジー・ローハン 中島史恵 セシリア・チャン 長澤まさみ 松坂慶子 戸田恵梨香 天海祐希 西川史子 モエヤン 加護亜依 石原さとみ 上野樹里 草刈民代 新垣結衣 動物 ニュース ケミストリー 雛形あきこ 大島麻衣 エマ・ワトソン 田中麗奈 木下優樹菜 イエ・シーチー 小原正子 桐谷美玲 小嶺麗奈 諸岡奈央 高屋敷彩乃 高橋美樹 石田美穂子 ジリアン・チョン 佐々木希 ほしのあき アイェレット・ゾラー 川口悠子 ニコール・キッドマン 富樫直美 ともさかりえ Asami 吉井怜 スカーレット・ヨハンソン 攻殻機動隊 小田有紗 滝川綾 國重友美 and 綾瀬はるか マドンナ 夏木マリ テレサ・テン 星野真里 安藤美姫 釈由美子 貫地谷しほり 石川梨華 南沢奈央 永瀬はるか 川合千春 SEGA 女子アナ 芸人 安達祐実 アンジェリーナ・ジョリー 南明奈 仲間由紀恵 優木まおみ まとめ 川口春奈 福田沙紀 古閑美保 福田麻由子 竹内結子 キムヨナ 杉本彩 藤原紀香 浅田舞 ミュージシャン 青田典子 CHAGE ジョナス・ブラザーズ ペネロペ・クルス 松浦ひろみ 藤田 吉高由里子 中村静香 安室奈美恵 林志玲 藤川優里 グラビア ミーガン・フォックス 藤川ゆり 土屋アンナ オリビア・サンダース ジェニファー・アニストン 森理世 NARUTO クリステン・ベル 八反安未果 関めぐみ 真琴つばさ 若槻千夏 ナオミ・ワッツ お笑い リン・チーリン 香里奈 バドミントン 上戸彩 美里ゆう イ・ヨンドゥ アッキーナ 秋山莉奈 木村多江 菅野美穂 ベッキー 辻希美 ASKA 篠原ともえ ゲーム 宮崎あおい 柳生みゆ 水樹奈々 ハチミツ二郎 太田莉菜 滝川クリステル 瀬長奈津実 檀れい 時東あみ 井川遙 安めぐみ 夏川結衣 眞鍋かをり クリスティン・クルック 金田久美子 緒川たまき 黒木メイサ 小林由佳 宇多田ヒカル 松下奈緒 大沢あかね エヴァ・メンデス しゅごキャラエッグ! 原紗央莉 深田恭子 フィギュア アヤカ・ウィルソン 遠藤裕美 キーリー・ヘイゼル 谷村奈南 アルパカ 陽子 松本アキ 芸術 熊田曜子 安田美沙子 柳沢なな 辰巳奈都子 高島彩 田中千絵 米倉涼子 叶恭子 ビビアン・スー リサ・コンネル エド・はるみ ブラッド・ピット フィギュアスケート 韓流 ケイト・ベッキンセール 土岐田麗子 水川あさみ 岩崎恭子 齋藤由季子 秦れい 相澤仁美 国民的美少女コンテスト 菅原禄弥 マイリー・サイラス サルマ・ハエック 川畑要 ヴァネッサ・ハジェンズ 飯田圭織 成海璃子 平愛梨 ミシェル・ウィ ケイティ・ホームズ 時事ニュース 女優 大澤美諭季 結城リナ 亀田興毅 あまのまい 春菜はな クワバタオハラ 西山茉希 広末涼子 ブリトニー・スピアーズ 本田理沙 ケイト・ウィンスレット 森由佳 チョン・リョウォン ユッキーナ 蒼井そら 福井未菜 小倉弘子 ハロプロ 

ランキング